IBFファウンデーションLet’s Play 5!プログラムは、ブラインドサッカーに関わる団体やこれから練習を始めたい団体を対象に、この競技を行うために必要な用具であるスターターキットを提供することを目的としています。2022年10月3日から10月31日まで募集された今回の助成プログラムには、11カ国から14件の応募があり、理事会において11件の助成が承認されました。
選考委員会はIBFファウンデーションのメンバーで構成され、事業の目的・対象、支援申請団体の組織力などを選考基準としました。要望に応じて、ボール、非公認アイマスク、IBSA公認アイマスクを、購入や発送にかかる費用を負担させることなく、寄贈することにしています。
承認されたのは、視覚障がい者のスポーツクラブまたはサッカークラブ、NGO、スポーツ団体、スポーツ以外を目的とした団体です。5回目となるLet’s Playは、2022年9月に「2022 IBSA ブラインドサッカーアフリカ選手権」が開催されたモロッコをはじめ、アフリカ諸国から申請があったことが特徴的です。
また、視覚障がい者は、プレーを通して、仲間とのつながりや自身の成長を実感することができます。つまり、視覚障がい者の可能性は広がっているのです。
受益者は以下の通りです。
1.Club Atletico Huracan, Argentina
2.Argyle Community Trust, England
3.Pirsos, Greece
4.India Blind Football Federation, India
5.Sports Club for the Blind of Daloa, Ivory Coast
6.Association Alwissal, Morocco
7.El Jadida Renaisance for youth association, Morocco
8.Hand In Hand Association Club for the Blind And Partially Sighted, Morocco
9.Pakistan Blind Sports Federation, Pakistan
10.Sportclub Only Friends, Netherlands
11.Blind Football Uganda, Uganda